ビジュアル写真 作業工程
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作業工程

墓石の出来るまで

第一工程 石の搬入・材料の選定
墓石の材料として原石やスラブ材(原石をカットしたもの)を仕入れます。
原石やスラブ材の割れや帯などの不適材をチェックして、最適な材料を選定します。
第二工程 切削Ⅰ
大口径切削機(88インチ、直径2m25cm・ワイヤーソー)を使って部材がとれる大きさに小分けしていきます。
また長石・板材等の長物の石材へのカットも可能です。
同時に原石やスラブ材の段階では分からない傷をチェックします。
大型の切削機を持たない石材業者様や卸業者からカットの依頼があることも。最大2m☓4mのカットが可能。
第三工程 切削Ⅱ
大口径切削機(88インチ)・中口径・小口径切削機を使って仏石・上台・大台・敷石・やくもの(花筒・香台)等がとれる大きさにカットします。
第四工程 研磨Ⅰ
自動研磨機を使って小分けにカットした部材を磨き上げます。
磨きの工程は石材の材質や仕上げによって研磨盤の番手を調整します。
海外で作成された製品などには当社の出荷基準に合致しない研磨状態の製品はここで手直しをおこなうことも・・・・。
第五工程 研磨Ⅱ
墓石の水垂れや小さな面など自動研磨機で磨けない部分を専用の研磨機で磨きます。
また正確な据え付けのためのミリ単位の調整をおこないます。
第六工程 やくもの加工
花筒・香台・香立・灯籠などの複雑な形状の部材をやくものといいます。
手作業の工程が多く、確かな技量が必要とされ手間のかかる作業です。
第七工程 穴あけ加工
大台や敷石の骨穴加工、花筒の穴あけ等をホールソーやダイヤモンドビットなどの大小の穴あけ機を使って加工します。
第八工程 字彫り加工
コンプレッサーによる圧縮空気で研磨剤を石材の表面に強力に吹き付けて墓石に文字を彫ります(サンドブラスト)。通常原稿はパソコンソフトで抽出した文字を使いますが、手描きの原稿にも対応しています。
近年は文字彫りを下請けに依頼される業者も多いと聞きますが(中国加工も含めて)、当社では自社加工にこだわります。